蜘蛛の巣

最近は誰よりも早い６時前の出社が続く日々。
朝方、いつもの様に車を止めて３０ｍ位歩く道のりに、夜露に濡れた蜘蛛(クモ）の巣を見つけた。
　５歩くらい通りすぎてから引き返す。
「えっ…どうやって、ここに蜘蛛の巣を」…！
基本的に蜘蛛の巣は最低でも３点以上の支点が無い限り張れないはずだ！
　じ～っくり見ると、凄い！
道路反対がわの電柱から一本の糸が引かれている。
道路は大型トラックが通り、その上に長さにして約１０ｍくらい。
　”感心してしばらく見とれている”
「お前…どうやってここに糸を引いたんだ！」と蜘蛛に聞きたい。この建築的技術力はたいしたもんだ。
巣が壊れなければ、この場所なら、間違いなく獲物が捕れるはずだ。誰も作らないが難しい場所に作るから、出来たとき収穫も大きい。
　我々ビジネスの世界でも同じだ。
人と同じ事をしてとか、濡れ手に粟（アワ）の様なハイリターンはけして無い。
そして、仕事は時間を消化していく事では無い…。時間を創って行くことが仕事である。
時間を創る事は、仕事の中にも建設的創造力が求められる。
明日はどうすれば、今日よりうまくやれるのか、一人一人が創造力を発揮できる習慣と環境を創って行きたい。
　当社は時計を作る会社ではない！時間を創る会社だ！