会社の前や我が家の庭先にも狐が出没する。
特に我が庭先は、新雪の後に足跡が残り、ほぼ毎日と通り道のようだ。
逆に、年甲斐もなく足跡を見つけるのが楽しみになる。
動物は気持ちを和(なご)ましてくれるのと、
何故だろうか、餌をやりたくなるのは私だけでないはずだ。
先日、洗濯している家内の目を盗んで、窓からパンを投げてやった。
「あっ、餌やったでしょう!!」
…「いや、何もしていないよ」
「嘘だ、その顔は、なにかやった!!」 (見透かされているようだ)
「エキノコックとか病気があるんだから、も~…!」
「自然界の動物には、絶対餌をやってはだめなの…」
「自然に生息している動物に餌をやると、逆に不幸にするんだから!!」
「ん~ぅもうォ!!」
※確かに言っていることは正しいかも、正しいかもではなく、正しいだろう。しかし、鳥たちに餌台を創って、集まる小鳥を眺めるのと一緒で、自然界の動物たちは、和ましてくれるはずだ。
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先日の日曜日に
「社長、暇でしょうか!旭川空港に迎えに来て頂きたい。」とラインが来た。
かなり躊躇したが、
別に予定もないので、まっいいか、しょうがない、と 迎えに行くことにしましたが、
案の定、 狐 以上に小言を言われました。(ごもっともです。)
ま~本人にも、分かる様に言い聞かせましたが、(分かったかどうかは不明だが)
今回の一連の事で、、
自分が省察し、知ることは…
下手な優しさや情は、相手を不幸にする…ということかもしれない。
狐は、庭を通り、偶然見かけて、それに歓喜する。
社員との間も、程よい距離をもつ。
情は禁物だ。
多分、自分の性格的なこともある、
分かっている。
でも、お互いの関係や相手を将来ダメにするような事は絶対に避けるべきだろう。

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