もう数年前だが、脚の骨折で病院に入院していたとき、とても驚いて感動した事があった。
3食の配膳で、おぼんに載って、(ご飯、汁物、おかず、デザート、牛乳)と質素な物が配られる。病院の食事だから旨いと言うより完璧にカロリー計算されたものなのだろう。
入院から数日経ったある日、配膳のおぼんを触ったとき、おぼんの右と左の温度が違うのだ。デザート、牛乳が載った右側が冷たく、ご飯、汁物、おかずが載った左側が暖かいのだ。
それに気づいてから、食後のおぼんを返しに行く時に、まじまじと配膳ラックの仕組みを見る様になった。そしてその仕組みにとても驚いたものだ。
食事を運ぶラックが、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく配膳することが可能な温冷配膳車と言う物で。大量にあるおぼんが、ひとつ一つのおぼんを左右に温度分けする物なのです。
温冷配膳車は業界で結構昔から有る物らしいが、入院の経験が無い者や、他人に言わせたら、「そんなことで…」と言うかもしれない、でも、私にしたら画期的な発見で感動したものだ。
感動は大袈裟かもしれないが、病院のメシは不味いし、ぬるい、冷めているが当たり前という先入観があり、そこまで求めていなかったから尚更だったと思う。
また、この仕組み(温かいものは温かく、冷たいものは冷たく配膳する)を入院患者のどれだけの者が気づいているだろうか!
その「気づき…」から
配膳された時に、食器を全て両手で抱え、「暖かい…」、、「お~冷たい…」、、と意識するようなった。
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実は、すべての物事はそれを見る人間の視点によって意味が違ってくるも
ので、
“ものの見方”と“気づき”は好奇心から生まれる。
視点を意識的に動かすことを私たちは、いつも心がけよう。弾力性の
ある見方は、自然とできるわけではない。自分の意識がそれを行うのだ。
一番ダメな見方は、固定的に物事を見てしまうことだ。自分固有の視点があって、その視点にそって物事を見てしまうのだ。
お年寄りも好奇心旺盛の人はボケていない。
本田宗一郎氏は言っていた。
一番必要なものは弾力性のある見方、物の考え方である、ビジネスにとって柔軟性のある見方、考え方が重要で、そして、そうだからこそ、新しいアイデアが生まれるのだ。
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社長が日々の気づきや活動を綴ります
経営・夢・趣味 など幅広く執筆しています
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