「よろずのことは頼むべからず。愚かなる人は、
深く物を頼むゆえに、恨み怒ることあり」
と吉田兼好が徒然草に書いている。
兼行法師は皮肉ぽく言っているが
まさに人間心理を突いている。
期待するということは「アテにする」ということだ。
頼み事であったり、そしてそのアテが外れたとき、
相手を怒ったり、憎んだりする。
はじめっからアテにしなければ起こる事も恨む事もない。
普段、こうしているのだから
あいつは、この様にしてくれるだろう
って思うのは、勝手に自分が思っている事で
相手なんて、それが当たり前だと思っている。
普段、ここまで しているのだから
相手は、チャンと返してくれるだろう
それは自分の思い込みで
相手は「ありがたい」でもなければ「へ」でもない
アテはタダの自分の思い込み
兼行法師のように達観してしまえば
ストレスもないし
胃が痛むこともないはずだ。
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