ビジョン・スキルアップ・イノベーション・モチベーション・ボルテージから本当に頻繁的に横文字が使われるようになった。まだこれらは一般的に理解できるようになったが、時たま講演の先生とやらが使う横文字は訳が分からない時がある、我々が分からない言葉を使うから、講演者として先生として威厳があるのであれば,首をかしげる。
横文字を使いたがるのは、日本人独特の志質だと思う。「YES」「NO」をはっきり言わない曖昧さではないか!
全てイメージは分かるのだが本質の志質が分からない。海老フライのコロモで小さい海老にコロモを沢山付けたものと一緒で大変使い勝手が良い。
「モチベーション」をよく耳にする、じゃモチベーションの意味は「やる気」であったり「士気」「志」である。
言葉で聞く「モチベーションが無い」のと「やる気が無い」のでは全然とらえ方が違う。前者の「モチベーションが無い」はアバウトとして、後者の「やる気が無い」は最悪で「無気力」としか言い様がない。私も創業当時から社員に伝えてきた「能力<やる気」、なんぼ能力があってもやる気の無い者は、同じ仕事量であっても能力の無い者より使い物にならない。 能力が無くても やる気があれば、能力は他から借りてくることが出来る!
自分の場合「モチベーションは何なの?」と聞かれると、やはり創業当時は「志」であり「夢」であった、更にそれ以上に「借金返済」が既成事実かもしれない。後に引けない「借金返済」があって、次にこうなりたいと言う「夢」があって、最後に「志」かもしれない、……いや、「志」が有ったか定かでない。
モチベーションは仕事をこなして行く既成事実エネルギー プラス夢であるなら…
アスリート達のモチベーションも必ずメダリストと成るという 高い「指向」と「夢」を持ち続けた結果だと思われる。
従業員の「モチベーションは何なの?」と言うと…
お金(給料)が一番と言うかもしれない、確かに少ないより多いに越したことは無いが飽くまでもお金(給料)はギャランティーなのだ。働く既成事実(お金、生活、家族、車ローン)以上に高い「指向」と「夢」を描いている者がどれだけいるだろうか?
「指向」と「夢」は自分で描くものであって、人に委ねるものでは無い。
自分が自分にかせる「プレッシャー」がエネルギーとなって高い「指向」と「夢」に近づくものだ。
実はこの「プレッシャー」と言うものは「至れり付くせり」の環境では絶対に沸くものではない、寧ろ「不満」が多いほうが自分に対してのプレッシャーを描き立てる、ときに屈辱であっても…「臥薪嘗胆」の様に。
要するに厳しい環境の方がモチベーションを保てると言うものだ。
社長が日々の気づきや活動を綴ります
経営・夢・趣味 など幅広く執筆しています
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