以前の話だが、
仕事である社長様と初めて顔を合わせて名刺交換をさせて頂き、また後日お会いしたときにこんな事を言われました。
「一族で頑張っておられるのですね」と、…
最初は何の話か分からなかったのですが、色々話を聞くと そこの事務員の方が、当社の事ではなく、私の兄弟等の一連の話を「あ~でもない、こ~でもない」と話しを聞いたらしいのです。
そこの社長様ですから皮肉では無かったと思いますが、私はこの時の会話の中で「一族で」と言う言葉にどうしても しっくりしなかった思いがありました。
昨日、兄の所の社員が仕事の打ち合わせに来て、こんな事を漏らしていました。
「社長の兄弟が一連に連ねている処と取引できない」「3人が同業種で何考えてんだ」と言われた事があるとの事。
確かに、私の兄弟は自分も入れて男4人で些細な会社の社長で、また親戚も飲食業の端くれで、身内にはサラリーマンが一人もいません。一応全員、吹けば飛ぶような企業の経営者たちです。
みんな「一匹オオカミ」と言ったら聞こえが良いが「おやまの大将」的な個性の強い者達です。経営者独特の変人に属するかもしれません。
(お前が一番そうだ…と顰蹙をかうかも)
だから、世間が思っているほど、一族とか企業グループ的(年に何回か代表が集まって情報交換をする)な強い繋がりは無いとおもいます。
例えば他人の企業に「こうした方が良いよ」と言えても、以外と身内の企業には出しゃばって言えないものです。
それは、お互いを認めているからかもしてません。
兄の所の社員にも、前出の様な事や「何考えてんだと言われても…3人が同業種で こんな無駄な事は無いでしょ…だから何も考えていないだ」と、言ってあげたら…妙に納得して帰りました。
しかし、こうして曲がりなりにも商売が出来るのは、一人一人がそれなりに頑張っているからだと思うし、なによりも先代に感謝致します。
社長が日々の気づきや活動を綴ります
経営・夢・趣味 など幅広く執筆しています
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